綿の湯界隈会では、宿場周辺に繭玉(まゆだま)を十数カ所に飾りました。繭玉はこの地方で「オメエダマ」と呼ばれ
(今はあまり聞かれませんが)、1月13日頃に作りました。蒸した上新粉に食紅で色を付け まゆ、ササギ、ニンジン、大根などの形にし、
柳の枝にさして豊作を願いました。家中の各座敷の鴨居にさしたり、神棚・恵比寿様などに供え、
繭玉が乾いて割れて落ちればその年は豊作とされました(市民新聞より)。庶民の間では江戸時代以降盛んに行われるようになったようで、
諏訪地方は製糸業が盛んだったこともあり、養蚕がうまくいくようにとの願いも込められていたと云います。しめ飾りなどを焼く「どんど焼き」
の時に焼いて食べると一年間風邪をひかずに健康に過ごせると云われることから、
1月14日頃に行われるどんど焼きに合わせて早めに作っているようです。家の中に飾る物なので、
現在どのくらいのお宅で作られているか分かりませんが、たぶん消えて
いく季節行事のひとつでしょう。そこで「昔の行事を大事にし、伝えていきたい」
と昨年からこの時期に街道沿いに飾り始めました。メンバーの他に湯田町の旅館でも作成しています。
20日頃まで飾る予定だそうですので、秋宮にお越しの際は少し足を伸ばしてお寄りください。
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繭玉飾りがお目見え 19.1.11